現代風水研究会は古代中国に発生した風水術を現代の環境に適合させた手法として研究開発していきます。
また、その方法を会員等に伝承することを使命とします。
現代風水研究会のご案内
2006年6月に風水を学びたい方を集めて10名くらいでスタートしました。2009年より白鶴易人先生が顧問に就任して頂き、現在に至ります。会員数約40名。易の言葉で「天火同人」というものがあります。同人すなわち学ぶ仲間という関係の組織を目指します。
会長 安藤成龍、副会長 橘玲華、土田和伸、秘書長 易海陽光
- 活動内容
-
- 1.風水や奇門遁甲をテーマとした勉強会を開催しています。
- 2.隔月に、A4 で8ページの会報を郵送。内容は、近況コラム、風水名所や現場紹介、風水や奇門遁甲の解説など。
- 3.奇門遁甲挨星法暦を年1回、郵送。
- 4.質問への対応
- 入会の判定
- 本会で講座を受講された方で入会を希望された場合、会長が認めた方が入会できます。
会員の在籍期間は1年間。期間終了の前に継続のお願いを案内しますが、継続する、あるいは退会することは自由です。会費未入金の場合、1年間は休会とし、以降は退会扱いとします。
- 入会金・年会費
- 入会金 10,000円、年会費 10,000円
- 所在地
- 〒733-0011
広島県広島市西区横川町3-2-36 カジル横川3階 ㈱成研 内
- 電話番号
- 082-533-7027
- メールアドレス
- yoshimura@seiken-hiroshima.co.jp
現代風水研究会の歩み
-
風水の学び 黎明期
平成11年に手にした「成功運の絶対式」を読むことがきっかけとなって、平成12年4月より東京新宿の四柱推命研究家である伊勢瑞祥師の事務所に通い、個人指導を受ける。
平成13年5月に四柱推命の許状を頂く。一級鑑定士・師範となりました。修了試験はけっこう難しかった記憶が残っている。
四柱の目途もついた頃、風水への興味が起こり、東洋文化学院の通信教育「風水学鑑定講座」を受講する。テキストの著者は、故 鮑黎明師。内容は八宅派で、資料はラン頭風水を中心として充実していたが、問題を回答するだけで、質問もできない仕組みだった。風水は良い師に出会い、直接学ばなければ理解できるものではないと実感。しかし、入門といった基礎知識は得ることができました。平成13年9月に頂いた修了証書。
-
近江一成先生との出会い
平成12年11月に私が企画した、瀬戸田町の占いイベント会場へ広島の占い師A女史が近江一成先生を伴って来られる。そこで、休憩時間中、奇門遁甲の書を見せられて驚く。 中を開いてパラパラと読んでみたものの、さっぱり理解できないものだった。後で分かったことは、近江先生が福岡(天伸閣)におられた頃、入手されたと聞く。高島正龍師か北原白龍子師からのものかは不明。コピー版であって、マル秘と表示されている。
近江先生より、「これを学ぶには易学と気学が分からなければどうにもならん」と言われ、平成13年1月から月1回、会社へ来てもらい、4~5人で勉強会を始めました。気学は北を上にする方式。本も色々と頂きました。福久純光の「気学傾斜鑑法」高島正龍の「八陣の秘法」加藤大岳の「易学大講座」などなど名著ばかり。勉強会が終わると、一杯飲んで昔のことを聞くのも楽しみに。北原白龍子師との出会い、九州各地や遠く関東まで足を延ばしての鑑定会でのこと。北原師と木曽御嶽山へ登って先達になられたこと。高島正龍師が福岡に北原師を訪ねてこられ、活動を共にされたことなど。色々な話しを聞かせて頂きました。 この勉強会は平成15年の年末まで続く。
-
黒門師の勉強会へ参加
平成15年になって、福岡から黒門師が2カ月に1回、上京して風水の講座を開いていることを知り、参加することに。学んだのは、玄空飛星派風水と八字(四柱推命)。参加者も少人数で、丁寧な講義でした。平成16年には個人指導までやって頂いたので感謝しています。 平成17年2月に日本テレビ「密着風水師」という特番で放映され、一区切りがついたが、玄空風水を早い時期に学べたということは良い機会を得ました。
-
奇門遁甲本を出版
アスペクト社より依頼があって、「奇門遁甲ビジネス開運方位術」という本を平成16年12月に出版。前半は挨星法の解説で後半は方位カレンダーというスタイル。近江先生から学んだ内容を早速本にしたことで、ある意味で少しは恩返しできたかもしれません。
-
白鶴易人先生との出会い
平成18年4月9日に変わった携帯メールが入った。「私は上海の易者 白鶴易人 奇門遁甲の本を見た。お会いしたい」というものだった。さっそく電話したら、東洋運勢学会の30周年記念大会で京都のホテルにいて、翌日は岡山の大学で風水の講義をするので来ないかと誘われました。それも流暢な日本語で。私は、風水こそ本場中国の風水先生から直接学びたいという気持ちがあったから、喜び勇んで岡山へ向かい駅前のホテルでお会いした。 これがその時の写真。初対面ですごく良い方だなーと実感しました。その後、岡山県立大学で風水学の講義を聴講させて頂いた。岡山駅から博多駅へ行かれるというので、広島まで新幹線の隣の席に座り、初対面にもかかわらず「弟子にさせてもらいたい」と懇願。 白鶴先生は玄空風水と奇門遁甲が分かる人がいたかと興味を持ったそうです。
その後、2度ほど来日して頂き、玄空風水の講義を広島と東京で行いました。そして上海へ白鶴先生を何度か訪ね、玄空風水を学んだり、風水の名所に連れて行ってもらいました。本当に親族のように良くしてもらえるので、有難くお礼の言葉も見つからないほどです。 先生は風水を教えるときに「これは秘密の教え」と言われる。どういうことかと聞くと、本に書いてあることや講習会で教えていることは一般論で口伝が一番だそうです。本当のことは弟子にしか教えないのがルールと聞きます。まあ、昔からそういうことが続いているのがこの世界だろうと思います。
-
白鶴易人先生を訪問
2016年6月26日から30日まで、白鶴易人先生を訪問しました。主な目的は羅盤の学習です。
まず、羅盤の学習については、先生の教室で三元羅盤の個人指導を受けました。
羅盤の各層についての説明を聞きます。黄泉殺、劫曜殺、砂法など三合派の層も併せて説明されました。直接、師から聞かないとわからないものだそうです。こうして丁寧に教えて頂き、有難い限りです。教室には手作りの説明用羅盤がありました。何層かが回転するようになっています。 白鶴先生より弟子の証書を頂きました。感謝感激です。 これを頂くのに9年もかかりました。講習会程度では修了証書を発行するだけだそうです。日本人に発行したのは私だけだそうです。つまりこれがないと弟子として認められないということだそうです。
これからは学んだ技術に独自のものを加えて、日本で展開していくことが恩返しになると信じて頑張ります。
風水を学ぶことは終わりがないが、良師との縁がなければそれもできることではありません。私の場合、お陰様で天の計らいのように良い出会いがありました。その関係が続いていたのも、ある意味で師に似た部分があるかとも思えます。また、師を尊敬し、礼を尽くすようでないといけません。これからは先生を見習い後進の育成に努めていきます。